熊本地震と中央構造線(2) [地形・地質]
4月に熊本地震と中央構造線の関係がどうなんだろうかと記したが、5月13日付で産総研・地質調査総合センターから見解が発表されていた。
http://www.gsj.jp/hazards/earthquake/kumamoto2016/kumamoto20160513-2.html
上図は上記サイトより
「九州には中央構造線はない」というものである。中央構造線とは、西南日本で地質が大きく異なる境の断層線 のことである。断層は「面」であり、その面が地表に現れると「断層線」となる、「線」は日本列島の長い活動の痕跡、「古傷」である。中央構造線活断層系とは厳然と区別しなければならない。専門家でも混同が見られるとのこと。
上空から「線」として見えるかどうか、断層の出来方によるのだろう。 。
地震後の調査で活断層もいろいろ分かってきたようだ。
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