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非対称な神田川 [地形・地質]

面影橋ー江戸川橋b.jpg
面影橋から江戸川橋付近(Tokyo Terrain on the Google map)。図上方の神田川左岸(北側)は等高線が詰んでいる。崖である。一方、右岸(南側)はなだらかである、何故非対称なのか、とは地形好きの間で話題になってきた。新しい話ではないのだが、実際に歩いてみたり、こうして段彩図を見ると改めてうなってしまう。江戸川公園付近の等高線は上が30m、下が8mなので、高低差22mである(等高線の間隔は2m)。
 PAP_0180.JPG
神田川左岸・江戸川公園にある看板
 

 非対称谷・神田川早稲田付近.jpg
神田川の断面図(早稲田大学地理学研究会blogより) 
 
非対称は他の川にも見られるが、この辺りは顕著である。原因としては:
・ 右岸側の早稲田大学本部キャンパス付近には関東ローム層をのせる低い段丘があるためそう見える(「月刊地図中心」2014.8久保純子)。
・ 左岸側は南向きで陽があたりやすく、冬の昼夜の寒暖差が大きくなり浸食されやすい(早稲田大学地理学研究会記事 geo-waseda.blogspot.jp/2015/04/2015416.html で挙げられた内の一つ)。
などが挙げられている。 
 
うーん、どちらも本当のように思える・・ 
 

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